ラボグロウンダイヤモンド(ラボダイヤ)は、環境に配慮した新しいジュエリーの選択肢として注目されています。
一方で、その特徴や価値については「よく知らない」「天然との違いは?」と感じている人も少なくありません
この記事では、ラボグロウンダイヤモンドの生成プロセスから品質(グレード)の考え方、資産価値までを丁寧に解説します。
ラボグロウンダイヤモンドが天然に劣らない美しさを持ちながらも、天然と違い手頃な値段で手に入る理由や、エシカルな未来に向けた選択肢として普及が進む背景もあわせて見ていきましょう。違いを知ることで、ジュエリー選びの視点がきっと広がるはずです。
ラボグロウンダイヤモンドとは?
近年、耳にする機会が増えた「ラボグロウンダイヤモンド」。
名前のとおり、ラボ(=laboratory・研究所・実験室)で育てられたダイヤモンドを指します。
「人工ダイヤ」と呼ばれることもありますが、実際には化学的・物理的・光学的に天然ダイヤと同じ本物のダイヤモンドです。

違いは「生まれた環境」だけ。天然は地球のマントルで数十億年かけて生成されるのに対し、ラボグロウンは実験室で数週間〜数か月で育てられます。
ラボグロウンダイヤモンドと天然ダイヤとの違い
生成プロセスの違い
天然ダイヤ:地中深くで高温高圧の条件下に結晶化し、採掘される
ラボグロウン:実験室で「HPHT法」や「CVD法」と呼ばれる方法で再現
価格の違い
ラボグロウンは流通コストや採掘コストが不要なため、天然の約1/3〜1/10の価格。
同じ予算で、より大きく高品質な石を選べるのが魅力です。
資産価値
天然ダイヤは歴史的に高い価値を持つ一方、ラボグロウンはまだ普及段階で「資産価値は低い」とされます。
ただし「ジュエリーとして楽しむ価値」は十分に高く、人気は年々拡大しています。
見分け方はあるのか?

天然のダイヤモンドとラボグロウンの区別は肉眼ではできず、見分けはつきません。
ダイヤモンドテスターでも判別できない場合が多く、専門の鑑定機関による検査でのみ判定可能です。
購入時は「鑑定書付き」であることを確認すると安心です。
ラボグロウンダイヤモンドが普及している理由・背景
ラボグロウンダイヤモンドが注目される理由は、価格だけではありません。
エシカル(倫理的):採掘に伴う環境破壊や人権問題を回避できる
サステナブル:環境負荷を大幅に抑えられる
世代の価値観:ミレニアル・Z世代を中心に「本物で手が届く価格」のニーズが増加
とくに婚約指輪やファッションジュエリーでの需要が伸びています。
「本物」と呼べる新しい選択肢
ラボグロウンダイヤモンドは「人工石」ではなく、「実験室で育った本物のダイヤモンド」。
天然と同じ輝きを持ちながら、価格・環境配慮・価値観の面で新しい魅力を備えています。
これからの時代、ダイヤモンド選びは「天然かラボか」ではなく、自分の価値観に合った選択をする時代 になりつつあります。

