付き合った記念にそろそろ何か形に残るものが欲しい。そう思ったとき、多くのカップルが最初に候補に挙げるのがペアリングです。
ただ、いざ買おうとすると疑問が次々に出てきます。
どの指につけるのが正解なのか。社会人がつけていて浮かないか。
ブランドはどう選べばいいのか。
欲しいけれど悩んでいる方は少なくないでしょう。今回は、そんな方のために、カップルでペアリングを買う前に知っておきたいことを解説していきます。
まずは、カップルがペアリングをつける意味から見ていきましょう。
カップルでもペアリングをつける意味は?
ペアリングは、二人の関係を目に見える形にするものです。
心理学的にも、関係に対して時間やお金を投じることには意味があります。恋愛関係は「その関係にどれだけ投資したか」が、関係を続けるモチベーションに影響すると考えられているのです。
二人で店を回り、サイズを測り、選び、お金をかけて買う。その過程が、二人の絆をより強くするのです。
もうひとつ実用的な効果もあります。指輪をしていると、それだけでパートナーがいるという意思表示になります。つまり、好意のない相手からのアプローチも防げるのです。
カップルのペアリングはどこにつける?

次に、カップルのペアリングはどこにつけるのがいいのか、を確認しましょう。
結論から言えば、右手の薬指か中指が定番です。 左手薬指は避けたほうが無難でしょう。既婚者と受け取られることで、職場や取引先で説明が必要になる可能性が出てきます。
婚約や結婚が視野に入ってから移す、という順序のほうが自然です。 なお、二人が必ず同じ指につける必要はありません。
社会人がペアリングをつけるのは恥ずかしい?
指輪が欲しいと思いつつも、「社会人がペアリングをつけるのは恥ずかしいのでは?」と考える人もいるようです。 「学生っぽく見えないか」という不安はよく聞きます。ただ、これはかなりの部分が思い込みです。
人は自分の外見の変化が、実際よりずっと注目されていると感じる傾向があります。目立つTシャツを着た参加者は「半数近くに気づかれた」と予想しましたが、実際に気づいた人はその半分以下だった、という有名な実験もあります。
スポットライト効果(常に自分にスポットライトが当たっていると誤解する心理)と呼ばれるこの現象は、指輪にもそのまま当てはまります。他人はあなたが思っているほど、あなたに興味がありませんから、心配無用です。
それでもまだ心配な場合は、職場で浮きにくいリングを選ぶことをお勧めします。
- 幅は2〜3mm程度の細身に。太いリングは主張が強くなります。
- 石は控えめか、なしで。大きな石は仕事の場で浮きます。
- 色はシルバー系かゴールド系で統一。ピンクゴールドはカジュアル寄りの印象です。
以上の3点を意識すると、職場で悪目立ちすることはないでしょう。
また、接客業、医療、食品を扱う職種など、そもそも指輪を外す必要がある職場もあります。その場合は、チェーンに通して首から下げるのもアリです。
カップル向けペアリングの選び方
次に、素材とデザインの選び方のヒントを解説します。
人気の素材
シルバー925
1万円前後から選べる入門素材です。ただし皮脂や空気で黒ずむため、定期的に磨くというメンテナンスが必要です。
サージカルステンレス
金属アレルギーが出にくく、変色にも強く、価格も手頃です。水仕事の多い人や、指輪が初めての男性にも扱いやすい素材です。
K10・K18ゴールド、プラチナ
価格が上がるぶん、変色しにくく、長く使えます。将来的に結婚指輪へ移行することを考えるなら、最初からこの層を選ぶのも一つの判断です。
人気のデザイン。刻印は入れる?

二人で差をつけたい場合は、幅違い(女性2mm・男性3mm。または逆)や色違い、あるいは内側だけ違う色にする方法があります。
表からは同じに見えて、自分だけが知っている違いがある、というデザインも人気です。 刻印は、イニシャルか記念日が定番です。内側であれば主張しすぎません。
試着は夕方以降に!
ちなみに、指は朝より夕方のほうがむくみます。朝のサイズで作ると、夜にきつくて外せなくなることがあるので、試着は一日の後半に行うのがおすすめです。
ペアリングは長時間つけっぱなしになりますから、快適なサイズを選びましょう。
【カップル向け】おすすめ人気のブランド
次に、人気のペアリングブランドをご紹介します。
ete(エテ)
カップルのペアリングで名前が挙がりやすいブランドです。
シルバーやステンレスのエントリーモデルは1万円台から、ゴールドやダイヤ入りは5万円以上と幅があり、細身で上品なデザインが揃います。サイズ展開が広く、男性も選びやすいのが利点です。
ティファニー
憧れとしてよく名前が上がるブランドです。ただし結婚指輪でも13万円台からと価格帯は高めで、近年は年に数回のペースで価格改定が続いています。ペアで揃えるとまとまった予算が必要になるため、記念日の大きな節目に検討するブランドと言えるでしょう。
このほか、4℃、THE KISS、ヴァンドーム青山なども定番です。価格や在庫状況は変動するため、購入前に公式サイトでの確認をおすすめします。
ブランドを比べるときは、価格や見た目だけでなくサイズ直しの可否、刻印の料金、修理対応の3点を確認しておくと安心です。
数年つけると変形や傷は避けられません。買った後に面倒を見てくれる窓口があるかどうかが、満足度を大きく左右する、と覚えておきましょう。
指輪を購入するタイミング・予算目安
続いて、買うタイミングと予算の目安を確認しましょう。
多いのは、付き合った記念、交際100日、半年、1年といった記念日です。次いで誕生日、クリスマスが続きます。「まだ早いかな」と迷うなら、記念日を口実にするのが自然でしょう。
予算の目安は次の通りです。
- 学生カップル:ペアで1万〜3万円
- 社会人カップル:ペアで3万〜8万円
- ブランド重視:ペアで10万円〜
一人あたり1万5千〜3万円あたりが、選択肢も多く、選びやすい価格帯です。
カップルのペアリングに関するよくある質問(FAQ)
最後に、よくある疑問にお答えしていきます。
- サイズがわからない場合は?
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店頭でゲージを通すのが確実です。サプライズにしたい場合は、リングゲージを取り寄せるか、サイズ直し対応のブランドを選んでおきましょう。
- 別れたらどうすればいい?
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指を変えて使い続ける人、リフォームに出す人、手放す人とさまざまです。あらかじめ考えすぎると選べなくなるので、そのときに決めれば十分でしょう。
- 結婚指輪と兼用できますか?
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プラチナやK18の細身シンプルなデザインなら可能です。将来を見据えるなら、素材を妥協しないほうが満足度は高くなるでしょう。
- 男性が指輪をつけたことがない場合は?
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幅2〜3mmの細身から始めるのが無難です。一般的に、数日で違和感がなくなることが多いようです。
- 金属アレルギーが心配です。
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サージカルステンレス、K18、プラチナが比較的安心です。シルバーやK10は反応が出る場合があります。
まとめ
カップルのペアリングは、幅2〜3mmの細身で石がついていないか、または控えめなものを選ぶと、日常使いしやすいでしょう。素材は、手入れが面倒ならステンレス、長く使うならK18かプラチナがお勧めです。
まずは、お二人が「これだ!」と思える一本を見つけるために、ジュエリーショップ巡りをしてみましょう。そういった時間も、きっと素敵な思い出になるはずです。




